謎のインフルエンサーや自称専業トレーダーの相場予想で消耗していませんか?
FX情報で大事なのは以下の3つです。
- 発信者に金を預けられるくらい信頼しているか
- 情報の鮮度が高いか
- 情報元や予想の根拠が明確か
この記事では謎の爆益現役トレーダーとかではなく、証券会社に所属している現役のアナリストが、業務として執筆している証券会社レポートを紹介していきます。
著者情報
法務省外局で働く傍ら2016年からFXを始め、2021年に専業トレーダーに。2024年からファームと契約し正式にプロトレーダーへ。
その後、職業欄を埋めるために始めた金融系Webライター業が楽しくなり、SEOやリスティングの魅力に引き込まれ、現在はトレーダーだかライターだかマーケターだかよくわからない状態に。
海外FXのメイン口座は「TradeView」。国内は「ヒロセ通商(JFX)」と「ThinkMarkets」。
オプション取引は「easymarkets」と「サクソバンク証券」。
Tradeviewの口座は一つ公開中。→ FZT
そこまで成績は良くないのに、総合ランクで4位にまでいきました。どんなロジックでランク決めしてんでしょう。
最近、日に数回は1位で表示されています。実質世界ランクなんで、すごいと言えばすごいかも。
この記事で紹介する無料レポートまとめ
レポート名 | 提供元 | 更新時間 | おすすめ度 | リンク |
Daily Market Report | ソニーフィナンシャルグループ | 8時過ぎ | (4.0 / 5.0) | 詳細を見る |
FX MORNING | DZNフィナンシャルリサーチ | 9時ごろ | (5.0 / 5.0) | 詳細を見る |
朝刊・夕刊ダイジェスト | 株式会社フィスコ | 10時ごろ 18時ごろ | (4.5 / 5.0) | 詳細を見る |
投資戦略レポート | money square | 日に数本 (配信表) | (3.5 / 5.0) | 詳細を見る |
今日のアナリストレポート | 外為オンライン シニアアナリスト 佐藤正和 | 10時ごろ | (3.5 / 5.0) | 詳細を見る |
マネパ為替分析 日刊レポート | マネーパートナーズ チーフアナリスト 武市佳史 | 10時ごろ | (3.5 / 5.0) | 詳細を見る |
毎ヨミ!為替Walker | 楽天証券FXディーリング部 荒地 潤 | 10時ごろ | (4.0 / 5.0) | 詳細を見る |
毎日必見のFXレポート
迷ったらとりあえずこの3誌でOKです。
さらに時間がなければDZNフィナンシャルリサーチのFX MORNINGだけでも確認しておきましょう。
レポート名 | 提供元 | 更新時間 | おすすめ度 | リンク |
Daily Market Report | ソニーフィナンシャルグループ | 8時過ぎ | (4.0 / 5.0) | 詳細を見る |
FX MORNING | DZNフィナンシャルリサーチ | 9時ごろ | (5.0 / 5.0) | 詳細を見る |
朝刊・夕刊ダイジェスト | 株式会社フィスコ | 10時ごろ 18時ごろ | (4.5 / 5.0) | 詳細を見る |
ソニーフィナンシャルグループ「Daily Market Report」
特徴
- 更新が一番早い。朝8時過ぎくらいにはだいたい上がってる
- 1,2分で読めるので目覚ましに最適。
- ソニーフィナンシャルグループのアナリストが毎日発行しているレポート。
ドル円を中心に昨日のイベントを分析し、今日の注目イベントについての注目ポイントを示してくれます。
「今日のドル円の予想レンジ」も地味に有用です。
主な内容
- 為替(ドル円)
- 株式(ダウ)
- 債権(米債)
サクッと読めます。
DZNフィナンシャルリサーチ「FX MORNING」
特徴
- 朝9時前後くらいにだいたい上がってる
- 中身はけっこう濃密。
- DZNは金融機関向けに情報発信する大手プロバイダーなので、信頼性がある。
- NYタイム寝ちゃった人とかは昨晩何があったか把握しやすい。
けっこう詳しい分析ができます。
前日相場を見ていなくても、これ一つでFX友達と話を合わせられるかもしれません。
主な内容
・為替(ドル円,ユロ円,ユロドル中心に主要通貨)
・株式及び債権も為替に影響するものをピックアップ
・4通貨ペアのテクニカル分析
・本日のイベント的なのも記載がある(読みにくいけど)
いろんな国内FX会社がこれを「本当は有料だけど口座開設の特典」とか言ってます。
ですが、上記リンク先(外為ファイネスト)で同じものが無料で読めちゃいます。
株式会社フィスコ「朝刊ダイジェスト」
特徴
- 二つのうち、タイトルが「〜市況ほか」じゃないほう。
- 東京市場及び欧州市場開始1時間くらいで更新。
- フィスコも金融情報配信プロバイダーなので、信頼性がある。
下記画像のように通貨別の本日の買い材料,売り材料をまとめた表が有能。
トレードシナリオを立てる際に役立ちます。
主な内容
・為替(ドル,円,ユロ,豪のファンダ)
・通貨別分析表(ファンダ・テクニカル)
SEOライターもやっている身としては、表が画像ファイルなのが気になる……。
見にくいしSEO的にかなりもったいないです。
時間があればこちらも確認
こちらも証券会社発行のレポートです。
ここまで読めばその日のファンダはほぼ完璧になるでしょう。
レポート名 | 提供元 | 更新時間 | おすすめ度 | リンク |
投資戦略レポート | money square | 日に数本 (配信表) | (3.5 / 5.0) | 詳細を見る |
毎ヨミ!為替Walker | 楽天証券FXディーリング部 荒地 潤 | 10時ごろ | (4.0 / 5.0) | 詳細を見る |
今日のアナリストレポート | 外為オンライン シニアアナリスト 佐藤正和 | 10時ごろ | (3.5 / 5.0) | 詳細を見る |
マネパ為替分析 日刊レポート | マネーパートナーズ チーフアナリスト 武市佳史 | 10時ごろ | (3.5 / 5.0) | 詳細を見る |
money square「投資戦略レポート」
money square所属アナリストのマーケットレポート・相場見通しが見れます。
本日の見通し全般よりも、個別通貨ペアについての言及が多いです。
日に数本レポートが上がるので、暇な時に見に行ってみましょう。
トウシル「毎ヨミ!為替Walker」
図解が多くわかりやすい。割とおすすめ。
テクニカル・ファンダメンタルともに深く考察されており、特にFOMC後などは情報の整理に役立ちます。
ただし、ヨユーで1ページに収まる文章量なのに私の最も嫌う記事形態である
次ページへ >
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を採用しています。
リボ払いの次に滅ぶべきシステムです。
回避するには下記の「印刷」ボタンを押しましょう。
余計なバナー広告やサイドバーが消え、1ページにレポートが収まります。
外為オンライン_シニアアナリストレポート
文章多め。ベテランおじいちゃんの分析が読めます。
「FX MORNING」から網羅性を引いて、相場予想を強くしたようなレポートです。
money partners「マネパ為替分析 日刊レポート」
探しにくいですが、記事中盤くらいにあります。
前日の値動きの解説もあり、今後シナリオを作る参考になるかもしれません。
また、クロス円のレジサポが一覧表示されているのも魅力です。
私はこのレポートをtradingviewに反映するインジケータを自作しており、水平線トレードに役立てています。
上記のように割と効きます。
番外編:メルマガ
メルマガは更新されたかどうかをいちいち見に行く必要がないので、個人的に好きです。
以下おすすめの3誌です。
- easyMarkets
- TradersTrust
- 西原宏一のトレード戦略指令
easyMarkets
口座開設すると、週初めに上記のようなメールが届きます。
10秒で目を通せます。
テクニカルのみで取引する人でも、軽く目を通しておいて損はないと思います。
ちなみに、デモ口座にもメルマガは届きます。
Googleサインアップだけで、デモ口座が登録できるので楽ちんです。
ちなみにeasyMarketsはTaritali等のキャッシュバックサイトに対応していません。
仮想通貨出金のみ対応のヤバげなサイトはありましたが……。
easyMarketsの裏ワザ
私はeasyMarketsのバニラオプションが試してみたくてデモ口座に登録しました。
本登録すると3,500円の口座開設ボーナスがもらえるとのことでしたが、めんどくさいので電話番号認証や書類提出を全て無視していました。
するとどうでしょう。
3日後くらい後、本口座の方に3,500円のボーナスが反映されているではないですか。
再現性は保証できないですが、放置していても勝手にボーナスが反映されることがあるようです。
Googleサインアップで3秒登録
TradersTrust
口座開設すると毎日上記のようなメールが届きます(おじさんはいません)。
EURUSD , USDJPY , XAUUSD , BTCUSD , JP225の5種類について
- 相場の方向予想
- 利確ターゲット3つ
- 損切り目安3つ
を示してくれます。
その日の相場分析がドツボにハマってわけわからなくなったら、これを使うとすんなり勝てたりします。
TradersTrustは信頼性だけ最強で、ほかは凡スペックってイメージだったけど、最近は色々なプロモーションをやってますね。
また、TradersTrustはTariTaliと提携があります。
以下にTariTaliとTradersTrustの解説記事をまとめておきます。
- スペック・プロモーションについて確認(TradersTrust公式サイト)
- スペック・プロモーションについて確認(TariTali公式サイト)
- TariTali経由の「新規」口座開設手順(TariTali公式サイト)
- TariTali経由の「追加」口座開設手順(TariTali公式サイト)
- TariTaliとは(当サイトのTariTali解説記事)
TradersTrustの”私的”利用価値
- 10,000円の口座開設ボーナスをもらう
- 100%・200%入金ボーナスをもらう
- メルマガをもらう
- 他社と比較してスプレッドの低い通貨ペアの専用口座として使う
TradersTrustにおいて、他社と比較してスプレッドに優位のある通貨ペアは以下の3つです。
- EURUSD 0.70pips
- AUDUSD 0.71pips
- GBPUSD 1.00pips
さらに「TariTariのキャッシュバック」と「TradersTrust内のキャッシュバックプロモーション」が効くので、実際はさらに負担が軽くなります。
西原宏一のトレード戦略指令
主に濃厚なファンダ情報と西原さんの指値を配信しています。
西原 宏一(にしはら こういち)
青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行に為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラー等を歴任した後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。
引用元:西原宏一のトレード戦略指令
表だって推奨していませんが、コピートレードも可能です。
あれ? 国内でこんなに堂々と指値をライブ配信していいの?
問題ありません。
このメルマガはザイFXがバックに付き、投資助言・代理業者として財務局に登録してあります。
詐欺師たちが欲しくて欲しくてたまらないアレです。
このメルマガの情報をまとめると
- ファンダの解説・指値配信(ほぼ毎日)
- 一週間のトレード戦略(月曜)
- チャートの解説
が、主な機能となります。
……。
ちょっと謝らないといけないのは、無料は最初の10日間だけであとは月額6,600円(税込)かかります。
しかし、このメルマガを購読することで回避できる損失というのは、6,600円以上だと私は思います。
最初の10日間は無料なので、お試ししても良いのではないでしょうか。
私はこのザイFXが配信しているメルマガは全て試しました。
有料会員に移行したのは「西原宏一のトレード戦略指令」と「バカラ村のFXトレード日報」だけです。
会員限定のサイトから簡単にクーリングオフできたので、安心してください。
10日間無料でおためし
番外編:トレード前に確認すべきサイト
さらに失点を防ぐため、これらのサイトも確認しておきましょう。
- シカゴIMM通貨先物ポジション推移
- 各国政策金利
- 通貨強弱
- オーダーブック
シカゴIMM通貨先物ポジション推移
CFTC(全米先物取引委員会)は、各取引所にそれぞれの商品先物の建て玉の公表を義務付けています。各取引所は毎週火曜日の取引終了後の建て玉枚数をCFTCに報告し、CFTCはそれを集計して当該週の金曜日午後3時30分(米国東部時間)にホームページ上で公表しています。
一般的には、Non-Commercial(投機筋)のLong(買い)とShort(売り)の枚数が最も注目されています。ヘッジファンドやCTAなどの投機筋のポジションの変化によって、相場の方向性を見る投資家が多くなっています。ただし、大口のヘッジファンドなどは手口が公開されることを避けるため、通貨先物を利用しないといわれており、必ずしも投機筋の動向が反映されるとは限らないことに注意してください。
スイングトレードなら、増減率が「最も増加」「最も減少」の2通貨で構成される通貨ペアを売買すれば、すんなり勝てたりします。
以下のセントラル短資FXのページが「ページが軽い」「シンプル」「増減が見やすい」ためおすすめです。
もっと詳細を確認したければ、「OANDA」「外為どっとコム」「ザイFX」ですかね。
各国政策金利
言わずと知れた各国の金利です。
どこのサイトも見にくいです。
私は下記のAIゴールド証券が見やすいと思っています。
他だと「マネーパートナーズ」「マネックス証券」「https://www.gaitame.com/markets/seisakukinri/」あたりでしょうか。
通貨強弱
おすすめは以下のFX-laboさんとこのやつです。
有名どころは「OANDA」ですが、FX-Laboさんのを使ったあとだと、痒いところに手が届かずイライラします。
オーダーブック
以下のOANDAが有名ですが、リアルタイムオーダーを確認するには条件達成がめんどくさいです。
とはいえ、リアルタイムな情報であっても、元々ファジーな要素のため、OANDAのもので十分だと思います。
一番使いやすいのは外為どっとコムのオーダーブックですが、口座を開設しないと利用できません。
みんなのFXでも利用できますが、これも口座を開設しないと利用できません。
まとめ
この記事で紹介したレポートは以下のとおりです。
レポート名 | 提供元 | 更新時間 | おすすめ度 | リンク |
Daily Market Report | ソニーフィナンシャルグループ | 8時過ぎ | (4.0 / 5.0) | 詳細を見る |
FX MORNING | DZNフィナンシャルリサーチ | 9時ごろ | (5.0 / 5.0) | 詳細を見る |
朝刊・夕刊ダイジェスト | 株式会社フィスコ | 10時ごろ 18時ごろ | (4.5 / 5.0) | 詳細を見る |
投資戦略レポート | money square | 日に数本 (配信表) | (3.5 / 5.0) | 詳細を見る |
今日のアナリストレポート | 外為オンライン シニアアナリスト 佐藤正和 | 10時ごろ | (3.5 / 5.0) | 詳細を見る |
マネパ為替分析 日刊レポート | マネーパートナーズ チーフアナリスト 武市佳史 | 10時ごろ | (3.5 / 5.0) | 詳細を見る |
毎ヨミ!為替Walker | 楽天証券FXディーリング部 荒地 潤 | 10時ごろ | (4.0 / 5.0) | 詳細を見る |
これら全てを読んでいれば余計な失点はまずないと断言できます。
また、毎日これらを読んでいれば、かなりFXや経済について詳しくなります。
情報収集を過不足なく行なって、最適なトレードをしていきましょう。
ディスクレーマー
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